世界ってなんなのよ その4

世界ってなんなのよ その1

世界ってなんなのよ その2

世界ってなんなのよ その3


なんかわからんけど

この世界

この宇宙

実はこんなしかけなんだよ


って話題で引っ張ってきてます


キャラクターの僕にとっては

この世界や宇宙が

RPGだなんて

おもしろすぎるわけです


1歳未満の僕が感じてた

身体と自分の一体感のなさとか

まぁ3歳頃までには

すっかりなくなって

あっちが痛いだの

こっちが痒いだの

おなかがすいた

眠たい

どっか行きたい

それが欲しい

あれやってみたい

これは嫌だ

気持ち悪い

とかなんとか

まぁ〜おもしろかったわけです


最初はね

覗き窓の窓枠の延長線上の景色とか情景とかの一部だった両親から

わたしとわたし以外というものの見方とか

この世界は

あなたが生まれる前から存在しているという捉え方を

徹底的に叩き込まれ

これが口です

これが目です

これは手

これは足

見たら分かるものには

おおよそ名前が割り当てられて

それを

どれだけ間違わないで言えるかゲームとかもはじまってですよ

なんちゅうか

まぁ

盛り沢山なんです

小さな僕にとっては

実はどうでも良いことが


ただね


どうでもいいことよりも

いろいろおもしろかった

なんちゅうか

ある意味の珍しさとか

景色とつながって受け取る感覚とか

なんか

刺激的なわけです

だから

どうでもいいとかより

どんどん吸収したい

もっともっと感が勝ってた


でもね

フラストレーションもたまった


名前が言えただけで

ことばで表現することが

説明することができたら

それが分かったような

変なことになってるわけです



変なことって何かというと

たとえばこんなです


僕がアリをみてると

母親が近づいてきて


「アリさんやね〜」

「アリってなに?」

「この黒い虫のことやで〜」

「黒いってなに?」

「色のことやで〜」

「色ってなに?」

「黒とか赤とか青とかのことやで〜」

「黒って、赤って、青って、色ってなに?」

「色は色やんか」

「じゃ色ってなに?」

「色は色、黒とか赤とか青とか、色のこと!」


僕にはさっぱり分からん

周りの人はめちゃ分かってる感じ

何を聞いても

分かってるようで分かってない


そのくせ

その分かってなくて分かってることを

僕にも同じように扱えと

暗に明に強要される


これが変なことです


なんでそんな変なことになってるか

僕は気になり続けてきたし

ほぼ受け入れず

脇に置いて

ほんとのことは分からなくても

自分なりに仮説を立てて

ブラッシュアップしつづけて

今に至ってる


そうしながらも


これ自作自演ゲームなんだと

僕がそのゲームをつくったんだと


あの人も

この人も

僕と同じで

それぞれを認識できるゲームに参加しちゃってて

そんないのちは

それ以外のものでできてて

そのできてるものにアクセスしてるだけで


いのちそのものは

それではない


それっていうのは身体とか思想とか

いのちと身体は別やから

死体にはいのちがないという


身体はいのちではない

いのちは身体ではない


だけれど


そんなことおかまいなしに

分かったようなことを

互いに

見張り合いながら

脅し合いながら

いのちのふるまいを奪い合いながらすごすことを

いろんな別の言い方で

ごまかしてる


さもそれがあたりまえかのように

自分がそう感じたら

それは揺るぎなくそうかのように

そう感じる人が多ければ

疑問があっても

それはそうなんだと思うこともあるし

たとえそう感じるのが自分だけでも

場合によっては

そうなんだと思ってみたりしながら


そんな適当なことに

適当じゃないというためのうんちくを

あっちから

こっちから

探してきて

いったい何をしてるの?




脱出ゲームしてるわけです

次へ進むためのヒントを

これかな?

あれかな?

それかな?

どれかな?

って探してるわけです



ほんとに探したら見つかるの?

つづく

Universe Tribe

ひとつながりのわたしたち

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